読書・音楽

【ハルキストに捧ぐ】20年ジャズを聴いてきた私が、未だに聴くアルバム3選!

 

こんにちは。

元ハルキストで現在はタイ在住のDexです。

はじめて村上春樹の、、

小説を手に取ったのは、大学1年の時でした。
それは確か「羊をめぐる冒険」だったと思います。

わたしが高校の時、彼の出世作「ノルウェイの森」は社会現象になるほどの大ヒットとなっていて、当時は本など読まないわたしでも彼の名前くらいは知っていました。
まだインターネットの無かった当時、作家というのは只々ミステリアスな存在でしたが、その中でも村上春樹は際立って異色でした。

彼の描く登場人物は、普通に見えてどこか普通じゃない。
でもあまりに魅力的で心を鷲掴みにされたような気がしました。
その日暇つぶしに何となく手に取った本でしたが、それ以来彼の大ファンになりました。

出版された全ての本を読み、新作が出ればその日のうちに購入しました。
立派なハルキストの誕生ですね。

そのうちに、、

小説に出てくるジャズ音楽にも興味をもつようになりました。
当時の村上春樹の描く世界とジャズ音楽は深くコミットしていて、村上春樹にのめり込むのと同じくらい、ジャズにものめり込んでいきました。

20年間でトータル400枚以上のジャズアルバムを買ったと思います。

今では、、

村上春樹の小説を読むことはなくなりましたが、ジャズだけは相変わらず聴いています。
昔のように毎日聴くわけではないですが、週に一度くらい聴きたくなります。

たいていは夜中です。
普段は飲まないウイスキーなどチビチビとやりながら、音楽を聴いていると「やっぱりいいなぁ」としみじみ思います。

村上春樹曰く、小確幸(小さくても、確かな、幸せ)ってやつです。
 

さて、、

題名にあるように「わたしが、今まで最も聴いたCD3選」ですが
 

Green Dolphin Street (Bill Evans)

Someday My Prince Will Come  (Miles Davis)

The Bridge  (Sonny Rollins)

 
共通しているのは、どれも「非常に優れた佳作レベル」にすぎないこと。

ちょっと不思議なんだけど、どれも歴史を画す超名盤ってわけじゃない。

思うんだが、、

歴史的名盤って聴いていて少し疲れる。

ジャズ音楽は、ほんの30年の間に スイング ⇒ バップ ⇒ ハードバップ ⇒ モード ⇒ フリー ⇒ フュージョン と目まぐるしく変遷します。
それは既存の音楽を否定し続ける戦い歴史そのものです。

否定する者と、される者がしのぎを削って新しいものが生まれ、変わり続ける。
そんなふうにつくられた音楽は、それを聴く者に対しても、それなりの心構えとテンションを要求します。

若い頃は、疲れることなくそのような音楽を毎日でも聴いていたものですが、年をとるとそうもいきません。
無意識に、狂気と刹那を避け、その間につかの間生まれた「毒にも薬にもならない音楽」を好むようになるのでしょう。

ABOUT ME
でこ
バンコク在住15年。