タイ生活

タイ15年在住者から見た、タイでの起業について、、

邦人数が東南アジアでトップというのもあいまって、ASEANでの日系の進出企業数ははタイがNo.1で7,000社とも言われています。
業種としては製造業がトップですが、最近はそれに加えて飲食業などが多く進出していますね。
 
 
 

 

一体どんな起業パターンがあるの?
資金はどれくらい必要?
起業は難しい?

 
 
 

一体どんな起業パターンが考えられるか?

製造業など多額の設備投資が必要な法人パターンは今回は除外として、個人起業として考えると飲食系、サービス系、教育系などが考えられます。

まず飲食系です。
バンコクで食べられない日本食はほとんどありませんが、その中でも人気は焼き肉、ラーメン、居酒屋系です。
またニッチ系でしたらお好み焼き、うなぎ専門、とんかつ屋、カレー屋、沖縄料理などそれこそなんでもありますが、お勧めは断然ラーメンです。

なぜなら日本食の中で一番タイ人に人気があるのがラーメンなので、日本人メインでなくタイ人メインのマーケティングが出来るからです。
それも豚骨ラーメン一択でしょう。
それほどまでにタイでは豚骨ラーメンが人気です。
競争は激しいでしょうが、味にそこそこ自信があればチャンスはあります。
最近ではタイ人経営のA Ramen(24時間営業・一蘭形式でオーダーするようなラーメン屋)のような店がバンナーやラマ9などのバンコク郊外に出店し、タイ人客が行列をつくるほど人気になっている店もあります。

次にサービス系ですと、昔からマッサージ屋・美容室・ネットカフェなどが有名です。
ようは欧米人・日本人オーナーがタイ人の彼女にお店を持たせるパターンです。
これは割り切りが大切です。大きく儲かる商売ではないので最初から「儲けは大きくいりません。外国人オーナーがタイに滞在する為のワークパミットが発行され、赤字が出ずにトントン+ちょっとαの売上げでいいですよ」とやるなら上手くいくでしょう。

最後に教育系ですが、料理学校やヨガ教室、英語学校・タイ語学校などです。
やり易いのは勿論タイ語学校です。
専門的な教室は当然専門的な知識を持った人が必要ですが、タイでタイ語を教えるってのは大した専門知識とは言えないですから。
勿論その辺のおばちゃんに先生は出来ませんが、大卒レベルのおねえさんを少し教育すればそれなりに教えることは可能でしょう。
課題は人件費です。
タイでは外国人1人に対して4名の現地人を雇うことが法律で義務付けられています。
近年大卒の人件費が急激に上昇していますのでその辺りの課題をどう克服するかが鍵となってくるのではないでしょうか。

資金はどれくらい必要か?

タイは発展途上国ですが、バンコクという都市は既に先進国並ですので、バンコクの街中で何かをやろうとなると相当の資金がいることを覚悟しなければならないでしょう。日本人をターゲットとするなら理想はプロンポン・トンローなのですが、BTS沿線の少し郊外でウドムスック、バンナーあたりが現実的な線でしょうか。
またタイ人をターゲットとするなら思いきり郊外もありかと思います。
資金は200万バーツくらいは必要になってくるのではないでしょうか。

起業は難しいか?

結論をいえばタイで起業自体は非常に簡単です。
起業代行サービスもありますし、書類を揃えて3−4週間で認可されます。
但し、外国人規制法による投資規制がありますので基本的にタイ人51%・外国人49%の会社としなければなりませんが、個人起業の場合はタイ人の名義貸しで書類のみで対応するのが一般的です。(名義貸しのタイ人に謝礼金は必要です)
 
 

結論
飲食は飽和状態なので、やめた方がいい。
サービス系は儲けは少ないが、タイに居たいだけなら可能。
教育系は人件費がネック。

 
今や発展途上国とは呼べないタイでの起業は簡単じゃない。
でもやり方次第でチャンスはまだまだあると思います。

ABOUT ME
でこ
バンコク在住15年。