海外で働く

使えないタイ人、使いこなせない日本人。

 

タイ人は使えねーとか言ってる駐在員よくいるよね。
でもそうか?

 

そういえば、、

私は日系とタイローカルと両方で働きましたけど、タイローカルで働いてるタイ人の方が優秀な人材が多い気がしました。
でもよく考えると、それは少し語弊があって、実は日系でも優秀なタイ人は結構いるんですが、その多くはすぐに辞めてしまう傾向にあります。
 

なぜなのか。。

考えてみた。
それは多分、タイ人はビックボスを求めているんじゃないかという気がします。
タイってやっぱり階級社会であって、日本のように(たとえ建前だけだとしても、、)「人間皆平等で、生まれはどうであってもその後の努力で立身出世できる社会」ではないのです。
そんな世界で彼らが求めるものは、多少の出世ではなく、サヌック(楽しいこと)に生きることであって、そのために必要なものは「頼りになるボス」であると極めて現実的に考え「ここで生きていくには、どの人につけば自分にとって一番得になるか」と人を見ているのです。
 

これがつまり、、

日本人がボスである会社にタイ人が居着かない理由のひとつだったりします。
はっきり言っちゃうと駐在をボスとして認めていないのですが、、
とは言っても3−4年任期でやってくる駐在員にとっては酷な話です。
彼らの最重要プライオリティが「タイで大きな成果を上げること」ではなく「任期を失敗せず凌いで日本へ無事帰ること」だとしても誰がそれを責められましょう。
彼らは「責任は俺が取るから、やってこい!」なんて言えません。
そりゃ、そーです。3年しかいないのに、まだ得体のしれないタイ人を信じてリスク取れるか、自分のこれからの将来を全て掛けられるかって話です。
はい、よくわかります。
 

一方、タイローカル企業のビックボスも

楽じゃありません。
日本人は知りません、いかに彼ら如何に苦労して、金を使って子分の面倒を見ているか。
食事は必ずおごり、週末の飲みニケーションで金を出し、取引先との接待費を会社と交渉して落としてあげる。
はたまた部下のプライベートの借金の相談、揉め事の仲介役など、ほんと傍から見てもよくやってるわと感心してました。
タイにどっぷり浸かるってのはこういうことか、とそれを見て実感し、俺には無理、、、と諦めました。
(ちなみに当然ですが経営者・オーナーなどの会社のトップはビックボスには成り得ません。マネージャーレベルの人ですね。)
 

まとめ

たまに日系でも、優秀なタイ人No.2を抱えているところはちょっと違いますね。
優秀なタイ人をNo.2にして、権力と裁量を与えてるような会社ではすごくいい人が育っている気がします。
まあ、タイでも「企業は人なり」ってことか。。

ABOUT ME
でこ
バンコク在住15年。